サイトから学ぶ

外皮の外には中庭があり、それを挟んでオフィスなどがあります。このように建物全体が何重にも固まれているようなつくり方をしています。
設計者の山本理顕さんの文章が読める。説明する内容の順序が森(大)から木(小)に向かっている印象があり、建築のストーリーとして面白い。

開口部の自由度と塩害対策を考えると、外側には透明なスキンが必要なので、外皮には錆や経年劣化が少ないガラスを採用。一方、内皮には溶接した鉄板を用いることによって、一枚の殻で全体を包み、そこに開けられた穴の大きさや数で光の量を調整しています。このことにより、目地がない平滑な面が続き、独特の雰囲気を持つ内部空間ができあがりました。
7枚の画像に対して、それぞれの説明がわかりやすく書かれている。
横須賀美術館の見どころ、特徴と、そのように設計された理由が簡潔に解説されている。

”見せる”ことを意識した構造
外皮の素材は外皮と内皮の間の空間をなるべく隠したくないという狙いから、透明となっています。結果、大きなガラス箱の中に何か小さなオブジェが入っているような見え方となっているのです。ガラスの外皮は内皮の上に束材を立て、この束材をプレースで引っ張って支持することで、ほとんど柱のない大きなスパンが獲得できるのです。
横須賀美術館の見どころ、特徴と、そのように設計された理由が簡潔に解説されている。
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